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3. どうすれば色表記を標準化できるか?

色は物の物理的性質ではなく、むしろ知覚です。 色表現を人間が解釈し標準化することの難かしさは、光源と物体と観察者の3つの要素が関係しているからです。

光がなければ、色は全くありません。 人間に見える光はおよそ400(紫色)の波長で700nm(赤)の波長の電磁波から成立します。 光が色のついた物体に当たると、光の一部は吸収され、残りは反射されます。 例えば、赤い物体の場合では、可視スペクトルの主に赤い部分は反射されます; 残りは吸収されたり、熱に変換されます。 色分析は、物体を表すのに目に見える波長範囲(400-700nm)の中で反射される光線(%R)の割合を使用します。 また、本当の白や迷彩色などの特別な色は紫外線(UV)(350-400nm)、赤外線(NIR) (700-1300nm)の放射を考慮します。 人間は指紋によって定義される様に、全ての有色の物体は反射カーブで定義することができます。

CIE(国際照明委員会)によって光源を発光体(スペクトル分布)の標準化をしました。 2つの最も重要な光源は、自然の日光(CIE Illuminant D65)と白熱電球(CIE Illuminant A)です。

脳内の人間の目と個々の色の判断も色基準で標準化されなければなりません。 目に入る反射光は網膜で感光性光受容体細胞に当たります。 ロッド形をしている光受容器は夜間視力に必要である無色の刺激に反応するために低光源レベルで反応し、円錐形光受容器は、高いレベルでの光色感に必要である色刺激を供給するために対応しています。 そこでは、3つのタイプの円錐がそれぞれ異なったスペクトル感度と共に受容体ですか? 1つのタイプが短波長で敏感であり、青はスペクトルの領域です。 別のタイプは中くらいの波長、緑色の領域、および長波長における3番目のタイプ、赤い領域で敏感です。 3つのタイプの円錐からの刺激は、脳で結合されて、色の認知につながります。 CIEは人々のための小さい物(2ーStandard Observer)を観察する3つの等色関数と人々のための大きい物(10ーStandard Observer)を観察する3つの等色関数を標準化しました。

それぞれの等色関数が発光体のスペクトル配置と物のスペクトル反射率曲線に結合されるとき、知覚された物の色について説明する時、3つの数値(3刺激値)で計算されます。



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